レズの文化
皆さんはレズが歴史の中で芸術や文化の方面で活躍してきたことをご存知だったでしょうか。ヨーロッパでは20世紀ごろに性科学の影響が出始めたのですが、それよりも前にも女性同性愛がほとんど影に隠れた状態ではありますが、存在していたとも言われています。ちなみに男性間の同性愛は法で禁止されていました。そこから性科学者によって女性同性愛、つまりはレズの存在が広く知られるようになったと言われています。
また、精神分析学者のフロイトは当時出版した著書の中でレズのことについても触れています。そこではレズは性愛の対象をした倒錯した同性愛者と例え、女性が男性として女性を愛することについて書かれています。その当時は学者の中でも同性愛者について分かっていなかったことも多くありました。
また、別の学者は同性愛者に対して「第三の性」として捉えられるようになり、広く知られることとなりました。フロイトは自分でこのような患者を診てきたわけではありませんので、医学的や生物学的よりも心理学的に見るよう重点をおいて研究されました。
このフロイトの著書が広まった当初は他の精神医学者たちから否定されていました。しかし、生物学的な研究では第三の性が同性愛者に対しての解釈として説を裏付ける報告もされています。これらの性科学と心理学を併せ持った考え方によって、多くのレズに関する文化や作品への基調となりました。著書の中には古典的な言葉にとらわれず、同性愛者の言葉で性を綴ったものもありました。
1980年代以降になるとレズが音楽業界、スポーツ界、漫画界にどんどん進出していって、活躍をしていきました。最近では芸術界でも写真や文章などにおいてもレズとしての官能美が注目されるようになりました。映画でもレズやバイセクシャルを題材として扱ったものも増えています。小説も増刷されるようなものも出てきました。アメリカでもレズを扱ったドラマ「Lの世界」というのが流行り、シーズン6まで放送されている人気ドラマです。日本でも好きな人が多く、DVDもセットボックスとして発売されて多く売れています。
アメリカやヨーロッパなど先進国では同性愛者に対して認められるようになってきて、このようにメディアにも扱われるようになりました。今後は日本でも市民権を得るようになってくるのではないかと思います。